即日退職

即日退職のメリット・デメリットを解説

退職はしっかり定型の手順を踏んで進めなければいけないと思ってませんか。

しっかりと引継ぎをして、関係者への挨拶をして、最終日はお菓子を配って回り笑顔でお別れを告げないといけない。これが典型的な、というより古典的な退職の方法です。

寿退職とか定年退職であればこの方法で辞めることに意義はありません。

ただし、世の中全員が体の良い理由で辞められる人ばかりではありません。

仕事が辛い、人間関係が辛い、色々います。要はメンタル不調の方々です。少し古いですがこんな人たちが世の中10人に1人いるというデータもあります。(厚労省ホームページ)

そんなメンタル不調の人たちが上述した典型的な退職方法を取るとどうでしょうか。恐らく精神的に持ちません。こんな症状が出ていたら危ない、という記事を作ってますので読んでみて下さい。)

会社は退職をあたかも何らかの儀式のように扱い、簡単に辞めさせてはくれないです。また辞めていく人たちを陰で迷惑者扱いにもします。

「中途退職=悪」「中途退職者=欠陥人間」の風潮が日本ではまだ根強いです。

そこでですが、世の中には即日退職という本来の手順をすっ飛ばした方法があります。辛いから辞めたい人は是非即日退職で辞めて欲しいです。

自殺する人は退職するのも辛いから自殺を選択してしまうことに一理はあるでしょう。

会社のエゴに従い、洗脳されて、「退職=悪」と思って自殺まで追い込まれる。

そういった自殺予備軍の人達に退職は簡単にできると分かってほしくてこの記事を書いてます。

会社に行くのが辛くて耐えられない人は是非当記事を一読し、即日退職を検討してみて下さい。

即日退職を「責任からの逃避」と考えてはいけません。

即日退職は「自分の身体を守る為の戦略的撤退」です。

 

・寿退職や定年退職は典型的な退職手順を踏めば良い

・会社に行くのが辛いなら即日退職するべき

・即日退職は「自分の身体を守る為の戦略的撤退」である

 

即日退職とは

まず即日退職とは何かを説明します。

即日退職の言葉の定義は存在しません。造語です。
一言で言えば「退職申し入れの当日若しくは翌日から会社に行かずそのまま辞める」ことと思ってもらえれば間違いないです。

即日退職は本来の退職手順をすっ飛ばします。

分かりやすいように本来の手順と即日退職の手順を記載しました。

本来の退職手順(一例)

①退職申し入れ(退職願い提出)
②会社側で検討
③退職承認
④退職届提出
⑤引継ぎ計画、後任決定、最終出勤日決定
⑥引継ぎ書類作成、引継ぎ
⑦私物持ち帰り
⑧取引先挨拶
⑨支給品返却
⑩会社への所定提出物作成
⑪同僚へお菓子を配り一人一人挨拶
⑫退職

最終出勤日までの期間は退職申し入れから1~3ケ月

 

即日退職手順(一例)

①休む
②退職届提出
④引継ぎ書類提出
⑤私物を郵送してもらう
⑥支給品郵送
⑦退職

①~⑤は自宅にいながらにしてやります。

最終出勤日は即日

見比べてもらえれば一目瞭然です。

本来の退職手順から「法律的に問題のない最低限のところまで無駄を削ぎ落したもの」が即日退職になります。

具体的な手順は別記事を作ってますので読んでみてください。

・即日退職に必要な知識とノウハウ

・夜逃げ退職手順

精神的に問題が有り出社するのが本当に辛い人は是非即日退職を選択してください。一般的な退職手順では身が持たないです。

尚、即日退職といったら、昨今退職代行サービスが市民権を得てきておりますので、自力でやる場合と退職代行を使う場合の2パターンがあることは覚えておいて下さい。

即日退職について補足説明をさせて頂くと、法律的な意味での即日退職は基本的には不可能です。よくいる無期雇用の正社員であれば退職申し入れから14日間は退職できません
退職に関係する法律は別記事にまとめていますので読む気合のある人は読んでみて下さい。

ただしこの14日間を休んでしまう方法はいくらでもあります。当記事ではこの14日間を休んでしまうことで実質の即日退職とする意味で使ってます。

・即日退職は「退職申し入れの当日若しくは翌日から会社に行かずそのまま辞める」こと

・即日退職手順は法律的に問題無い程度まで無駄を削ぎ落している

・法律的な意味での即日退職は不可能(14日間制限)だが、休んでしまえば良い

 

即日退職をするメリット

即日退職をするメリットは下記になります。

・明日から会社に行かなくて良い
・だらだら引継ぎをしなくて良い
・退職までの居辛い期間を省略できる

それぞれ解説していきます。

明日から会社に行かなくて良い

細かいメリットは色々ありますが、要は明日から会社に行かなくて良いのが最大のメリットです。

会社に行くのが辛くてしょうがなかった人はすぐに解放されます。

上司先輩同僚で嫌いな人がいても今後一切会わなくて済む。

転職先の入社が迫っている人はタイムリミットをもう気にしなくて良いです。

今まで溜まっていたストレスから即日解放される喜びは何事にも代えがたいものです

だらだら引継ぎをしなくて良い

即日退職するなら引継ぎを最低限で済ませられます。あわよくば会社に泣き寝入りしてもらい、引継ぎそのものをしなくて良い場合もあります。

職種によっては1~3か月とかなり長い引継ぎ期間を設けられる場合がありますので
その負担を一切負わずに済みます。だらだらと引継ぎしなくて良いのです。

注意点としては、デメリットの項でも説明しますが、引継ぎを完全に免除することを即日退職の目的とするのはあまりオススメできません。引継ぎをしないことにより会社に大きな損害を与える場合には損害賠償を受ける可能性はゼロではないからです。(実際に損害賠償を支払った例は過去の判例を見ても超レアケースです。

逆に言えば、あまり責任を負っていない若手社員であるとか、日頃から業務内容を水平展開できてある場合には即日退職は超絶容易であるということです。

退職までの居辛い期間を省略できる

退職までの居辛い期間を省略できるのは精神的負荷が軽減されます。

退職が決まってから最終出勤日までの出社期間はハッキリ言って辛いです。

例えば、ポジティブな理由で辞めようとも、周囲の反応が冷たくなるのはよくあることです。違う業界に転職するのであれば、今の仕事をやる意欲も出ません。

そのような状態で1~3ケ月会社に居ると、人によっては精神的に不調をきたすことがあるので、この期間を省略できることは非常にありがたいことです。

即日退職をするデメリット

次はデメリットを挙げます。3点です。

・引継ぎしないことでトラブルが発生するリスクあり
・会社とは疎遠になる
・周囲から反対されることも

これも例のごとく、それぞれ解説していきます。

引継ぎしないことでトラブルが発生するリスクあり

引継ぎを疎かにして会社に多大な損害が発生した場合は損害賠償請求を受けるリスクがあります。

ただし、脅しで損害賠償請求をする程度のことはあっても、実際に裁判で支払いを命じられたケースはまずないです。あなたが引継ぎをしなかったことと、会社に損害が出たことの因果関係を説明するのが非常に困難だからです。

また、労働者を守るように日本の法律はできています。一人の人間が引継ぎをしなかっただけで会社に損害が出るような仕組みにしていた会社に責任があると基本的には結論付けられますので安心して下さい。

要するに、意図的に会社に損害を出そうとしなければ大丈夫と思ってもらって良いです

会社とは疎遠になる

急にいなくなり会社を困らせる辞め方ですので出戻りはできません。

元いた職場の同僚とも縁を切るようなものです。

また、同業界で今後もやっていくつもりならどこで誰が繋がっているか分かりません。

即日退職をするなら少なくとも今いる会社、同僚、業界とは縁を切るぐらいの覚悟が必要です。

逆に会社、同僚、その業界と縁を切ることに躊躇がないのなら、即日退職した方が得です。

周囲から反対されることも

家族や親の干渉を許している人の場合、即日退職の行為そのものを咎められることがあります。

友達などでもやけに正義感とか責任感の強い人には相談しない方が良いです。

相談したら人格を否定してくる人もいるかもしれません。

内側にも敵がいると正直やりにくいです。

即日退職をした方が良い人

以上のことから、即日退職をした方が良い人は下記の通りになります。

・明日から会社に行きたくない人
・最終出勤日までの居辛い期間を省略したい人
・転職先の入社が間近の人
・会社、同僚、業界と縁を切っても良い人
・即日退職について周囲の理解が得られる人

むしろ、私としては会社を退職する時は即日退職を基本とし、どうしても無理なら古典的な退職手続きを踏むと考えた方が良いと思います。

現在の良しとされる退職手順は会社に迎合し過ぎなのです。

自力が無理なら退職代行を使おう

最初に即日退職は自力と退職代行の2パターンがあると説明しました。

即日退職と言えども自力では上司と連絡を取らなければいけないなど、大変さは残ります。それすらもできない人は、一切の負担を業者に負ってもらう退職代行の利用も検討して下さい。

退職代行業者の選び方は別記事で解説していますので読んでみて下さい。

・退職代行業者の選び方

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